ファイルの新規作成
Fusion360を起動すると、最初から新規のファイルが開いた状態ですが
新たに新規のファイルを作成する場合はアプリケーションバーのファイルから作成することができます。
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ファイルの保存
Fusion360は作成したデータは基本的にはクラウドに保存されます。
つまりAutodesk社のサーバーに保存されるということです。
現在進めているデータを保存する場合は、アプリケーションバーの保存アイコンをクリックすることで保存できます。 
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保存アイコンをクリックすると下の画像のような画面がでてきます。
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ファイル名の変更や、保存先といったものを選択することができます。
インストール直後の状態ですと、PROJECTSにはSamplesしかないと思います。
ここではisoproという名前でProjectを作成し、そこにファイルを保存しています。
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またファイルの整理がしやすいように、フォルダーを作成することもできます。
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今回はTESTというフォルダーをつくり、そこに保存してみます。
フォルダーに保存するときはダブルクリックで、そのフォルダーを開いた状態にして保存しましょう。
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これで保存されました。名前の横にあるv1というのはそのファイルのバージョンです。
保存するたびにこのバージョンの数字が増えていきます。(v2...v3...v15...など)

ファイルを開くには
では次に保存したファイルを開いてみましょう。
過去のファイルにアクセスするにはアプリケーションバーのデータパネルをクリックします。
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Show Data Panelをクリックすると、画面左にデータパネルが表示されます。
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データパネルにはプロジェクト名とその中に保存されているファイルが表示されます。
先ほどはプロジェクト「isopro」のフォルダー「TEST」に保存しましたので、フォルダーを開いてみます。
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このように、きちんと保存されていますね。

ちなみにプロジェクトの切り替えはこちらからできます。
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赤矢印のところをクリックすればプロジェクトの一覧が表示されますので、そこからアクセスすることができます。

さてファイルを開いてみましょう。
ここでは過去に作成したマウスのファイルを開いてみます。
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データパネルで対象のファイルをダブルクリックすると、そのファイルを開くことができます。
データパネルの表示が不要になったら、データパネルの右上にある×アイコンをクリックすると消すことができます。

ファイルの挿入 
今開いているファイルに、ほかのファイルを挿入してみます。
アセンブリデータを作成する場合などに用いられます。
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マウスのファイルを開いた状態で、スプーンのデータを挿入してみます。
データパネルでスプーンのファイルを右クリックし、Insert into Current Designをクリックします。
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これで現在開いているファイル内に、スプーンのデータを挿入することができました。
ここで注目してほしいのが、赤矢印で指示している部分
リンクのアイコンが表示されています。
これは元データのスプーンを編集した場合、こちらのファイルに挿入されているスプーンのデータも一緒に更新されることを意味しています。 

リンクを解除することもできます。
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右クリックでコンテキストメニューを開き、その中からBreak Linkをクリックすることでリンクを解除できます。
ただし一度解除すると戻せません。